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09月10日-03号

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  1. いの町議会 2020-09-10
    09月10日-03号


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    いの町議会 令和 2年第3回( 9月)定例会           令和2年第3回いの町定例会会議録招集年月日  令和2年9月10日(木曜日)場   所  い の 町 議 事 堂出席議員議席番号氏     名議席番号氏     名1番伊  東  尚  毅10番森  田  千 鶴 子2番久  武  啓  士12番山  崎  き  よ3番井  上  敏  雄13番山  岡     勉4番井  上  正  臣14番筒  井  公  二5番藤  崎  憲  裕15番浜  田  孝  男6番土  居  豊  榮16番森  本  節  子7番池  沢  紀  子17番筒  井  一  水8番市  川  賢  仁18番高  橋  幸 十 郎9番森     幹  夫            欠席議員議席番号氏     名議席番号氏     名                                                                                                事務局職員出席者事務局長山  中  貴  恵書記山  崎  康  正説明のため出席した者町長池  田  牧  子副町長久  松  隆  雄教育長藤  岡  孝  雄吾北総合支所長門  脇  忠  久環境課長西  村  正  信本川総合支所長野  田  幸  稔上下水道課長尾  崎  正  明会計管理者森  田  里  香町民課長松  本  浩  二吾北総合支所次長田  岡  重  雄ほけん福祉課長澁  谷  幸  代本川総合支所次長伊  東  勇  志森林政策課長野  村  考  宏総務課長土  居     浩国土調査課長天  野  浩  志管財契約課長平  尾  里 枝 美総合政策課長筒  井  誠  人土木課長水  田  正  孝債権管理課長近  藤  昭  彦教育次長宮  脇  健 太 郎偕楽荘所長池  田  俊  二産業経済課長岡  村  寛  水仁淀病院事務長金  子     剛        令和2年第3回定例会議事日程(第3号)        令和2年9月10日(木曜日)午前10時開議        第1 一般質問             8番  市  川  賢  仁             13番  山  岡     勉             16番  森  本  節  子             15番  浜  田  孝  男             5番  藤  崎  憲  裕      開議 10時9分 ○議長(高橋幸十郎君) これから本日の会議を開きます。 10番、森田千鶴子議員から本日遅刻の届出がありました。 日程に入ります前にお知らせします。 執行部より新たに議案が提出され、お手元にお配りしてありますので、ご確認願います。 なお、報告第27号につきましては、本日の一般質問に入ります前に合同審査を行いたいと思いますので、ご了承願います。 暫時休憩します。      休憩 10時10分      開議 10時11分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許可します。8番、市川賢仁君。      〔8番 市川賢仁君登壇〕 ◆8番(市川賢仁君) 改めまして、おはようございます。今定例会の一般質問におきまして、議長よりトップバッターの登壇のお許しをいただきました。久しぶりの1番ですので少し緊張していますが、2点の通告主題に従いまして一般質問を行います。 通告主題1、新型コロナウイルス感染症対策について。 新型コロナウイルスにつきましては、令和2年1月16日、日本国内で初の感染者が公表されてから、昨日までで7万3,241人の感染者が報告をされています。一時は収まりかけたと思っていましたが、自粛も解除され、人の往来も活発化し始めたことから、第2波が広がり始めたとの報道もあります。高知県においても、しばらく発症報告がなかったものの、最近ではクラスターの発生等の報告も出てきました。今後においては、いの町も例外ではなく、発症のリスクも高まってまいります。少しでも町民の安心・安全のためには早期のPCR検査などが必要になってくるのではないでしょうか。 そこで、質問要点ア検査協力機関への対応はについてお伺いいたします。 8月22日の高知新聞に、県内協力病院目標届かずとの見出しで、新型コロナウイルス感染症PCR検査を幅広く受けられるように募集している検査協力医療機関が県の目標値に達成していないとの記事が掲載されていました。患者の検体を採取し、県外の民間検査機関に送って素早い検査を行うことにより手間や負担が軽減されるとの内容でした。 現在、発熱やせき、喉の痛みなどの症状が出たときは、高知県新型ウイルス健康相談センター、町であれば中央西福祉保健所に電話連絡をし、その指示に従って受診をする仕組みのようです。町内で発症が確認されると、PCR検査のための検体採取の件数が増えてくるのではないですか。今は仁淀病院での検体採取が可能と聞いていますが、今までにどのくらいの検体採取を行ったのでしょうか、お伺いをします。 そして、町内では仁淀病院以外にどこの検体、どこで検体採取ができるのか把握できていますか、併せてお伺いいたします。 次に、質問要点イ特別定額給付金についてお伺いをいたします。 6月定例会では、この特別定額給付金については5月末で67%との行政報告がありました。定額給付金の申請期限は8月17日で、最終支払い日は8月26日だったとお聞きしていますが、今定例会での行政報告はありませんでした。最終はどれくらいの支給率になったのか、お伺いをいたします。 また、申請困難者独り暮らしの方への対応は、ほけん福祉課とも協力体制を取って進めるとの話を聞いていましたが、どのように対応したのか併せてお伺いをいたします。 質問要点ウ段ボールベッド設営訓練は。 今までの定例会や臨時会で新型コロナウイルス感染症対策として計上されていた予算で、約100個の段ボールベッドの購入を予定しると、予定しているとお聞きしているところですが、その段ボールベッドは町内のどのようなところに配置予定なのかお伺いします。 また、その種類には様々な形があると思いますが、どのようなものをこう、購入予定なのか併せてお伺いをします。 高知市では、避難所141か所に段ボールベッドを配備する予定。高知市の購入した段ボールベッドは、香南市の会社が製造したもので、設営訓練をしたら、4から8人のグループに分かれ約1時間で完成したとの報道がありました。どれだけの個数を設置したのかは確認できませんでしたが、町内の避難所に配備するのであれば、高齢者が多い地域では大変苦労するのではないかと懸念いたします。1度組立て訓練などを行い、有事の際は円滑な対応ができればよいのではないかと考えますが、町のお考えをお伺いします。 次に、通告主題2、森林環境譲与税の活用方法について、質問要点ア管理者不在森林整備風倒木処理はについてお伺いをいたします。 森林環境譲与税については、令和元年度より始まっており、今議会での決算報告においては森林経営計画の意向調査で129万8,000円、森林3次元管理システム測量機器備品購入費で約456万6,000円、里山再生支援事業など負担金で、負担金補助で約1,900万6,000円が活用されたとのことでした。この森林環境譲与税の取り組みについては、町のホームページでも公表され、ほかにも森林作業道整備などにも支援をされているようです。 しかし、森林経営管理法の当初目的であった管理者不在の荒廃した森林整備は、いつ頃から着手するのでしょうか。振興計画では、毎年意向調査が、意向調査費が計上されていますが、なかなか実施には至らないようですので、お伺いいたします。 また、平成29年10月に高知県に接近した台風21号では、南国市や町の本川地域では観測史上最大の瞬間風速を記録し、県内でも約244ヘクタールの森林で倒木被害が発生したとのこと。町でも多くの森林が倒木被害に遭っているが、その処理は進んでいるのか併せてお伺いをいたします。 1回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 8番、市川議員からご質問のありました、私からは通告主題1、新型コロナウイルス感染症対策についての質問要点イ特別定額給付金についてお答えいたします。 特別定額給付金の対象者2万2,407人のうち2万2,372人に給付を行っており、給付率といたしましては約99.84%となっております。申請困難者独り暮らしの方への対応につきましては、ほけん福祉課や吾北、本川の各住民福祉課と連携をしながら、その方々の現在の所在地や生活状況等を確認し、個別にご自宅や施設への訪問と併せて電話による勧奨も実施してまいりました。訪問時に不在の場合には、近所の方にも聞き取りを行い、状況の把握に努めてまいりましたが、辞退者やお亡くなりになった方々を除いても9人の方は申請に至りませんでした。 私からは以上でございます。その他の項目につきましては、事務長及び担当課長より答弁させていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 金子仁淀病院事務長。      〔仁淀病院事務長 金子 剛君登壇〕 ◎仁淀病院事務長(金子剛君) 8番、市川議員からのご質問、通告主題1、新型コロナウイルス感染症対策について、私のほうからは質問要点ア検査協力医療機関への対応はについてお答えします。 まず、お尋ねのあった仁淀病院でのPCR検査に用いる検体採取の件数についてですが、3月以降、9月9日現在、48件の疑い患者に対しての検体採取を行っております。 また、町内では仁淀病院以外にどこで検体採取ができるのか、把握はできているのかといったお尋ねがありました。 PCR検査のための検体採取を行う医療機関については、帰国者・接触者外来医療機関検査協力医療機関があり、その両方について県の登録制度となっておりますが、現状では登録された個々の医療機関に、の名称については県が公表を行っていないことから、町としての把握はできておりません。 なお、仁淀病院附属吾北診療所につきましては、週1回、半日の診療にまあ、必要最小限のスタッフのみ出向いているという体制面から、今後におきましても検査協力医療機関としての登録は難しいものと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 土居総務課長。      〔総務課長 土居 浩君登壇〕 ◎総務課長(土居浩君) 8番、市川議員より通告のありました、私からは通告主題1、新型コロナウイルス感染症対策についての質問要点ウ段ボールベッド設営訓練はのご質問にお答えいたします。 現在、町で整備を進めております段ボールベッドの配置につきましては、避難者の身体的、心理的な負担軽減を目的に、伊野、吾北、本川各地区の避難所への配置を予定しております。まあ、既に予定している分もございます。 また、段ボールベッドの種類につきましては、高知市が購入した製品とは、確認しましたところ同じものではありませんでした。いの町でまあ、整備したものにつきましては、蛇腹を広げて、各パーツ、部品を差し込みまして、天板を乗せるだけのシンプルな形状、仕組みのものを選定しており、パーテーションと併せて設置をすることで有効な感染症対策が図られると認識しております。 町といたしましては、まず避難所運営に携わる職員が組立てに要する時間や手順を把握するため設営の訓練を行ったところでございまして、最初は組立てに慣れないことから時間を要しましたが、何度か組立てを繰り返すことで、2人1グループで1セットを組み上げますのに3分程度で設置を行うことが可能となりました。 議員ご指摘の高齢者が多い地域での設営訓練の取り組みにつきましては、今後、自主防災組織への段ボールベッドの紹介や設営訓練の職員派遣の要望など、周知を図っていく予定でございます。町といたしましては、自主防災組織を通じまして、高齢者など地域の方々に実際に段ボールベッドを組み立てていただく中で、組立ての手順や設置に要する時間、またそのベッドの重さや強度などを確認することができますので、その体験を今後の集会所など避難所運営に生かしていただきたいと考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 野村森林政策課長。      〔森林政策課長 野村考宏君登壇〕 ◎森林政策課長(野村考宏君) 8番、市川議員からの通告主題2、森林環境譲与税の活用方法、質問要点ア管理者不在森林整備風倒木処理はについてお答えいたします。 平成31年4月から、経営管理が行われていない森林について、その経営管理林業経営者や市町村に委ねる森林経営管理制度が措置されました。この制度におきましては、手入れの行き届いていない森林について、市町村が森林所有者から経営管理の委託を受け、林業経営に適した森林は地域の林業経営者に再委託するとともに、林業経営に適さない森林は市町村が公的に管理することとしております。この制度活用の出発点は、森林所有者経営管理の状況や今後の見通しを確認する意向調査の実施です。当町では、地域の実情等を踏まえつつ、昨年度からこの意向調査を実施しており、この結果を十分吟味しつつ、次のステップへつなげてまいります。 また、風倒木処理についてですが、森林の境界確認、処理に当たっての担い手の確保などの問題もございまして、森林施業としての風倒木処理はなかなか進んでいないのが現状でございます。 最後に、これらの取り組みを進めるに当たりましては、町の林務担当職員の林業に関する知見、ノウハウの充実に向けた対応も併せて進めていくことが重要であると考えております。 ○議長(高橋幸十郎君) 8番、市川賢仁君。      〔8番 市川賢仁君登壇〕 ◆8番(市川賢仁君) 2回目の質問を行います。 まず、通告主題1、新型コロナウイルス感染症対策について、質問要点イ(後段で「質問要点ア」との訂正あり)、検査協力医療機関への対応はについてです。 報道にもありましたが、厚生労働省は冬の新型コロナウイルスインフルエンザの同時流行に備え、10月中には受診の手続方法を変更するとのことです。そうなると、現在は保健所などに相談し、症状に応じ地域の検査センターにつないでもらっていたものが、かかりつけ医に電話で相談するように変わってくるとの内容でした。ただ、かか、かかりつけ医が対応できない場合は、また別の医療機関を紹介してもらうことになります。検査を受けるためには、二度手間になるのではないですか。仁淀病院では、今までに48件の検体採取を行ったとの答弁もありましたが、これから町内で発症が確認されたら、さらに多くの検体採取が必要となってきます。仁淀病院だけでは、なかなか対応が難しくなると考えます。町内の医療機関への要望はできませんか。せめて町の運営する医療機関だけでもPCR検査のための検体採取ができるようにしませんか。町民の安心・安全のためには率先して手を挙げるべきだと思いますが、これは町長にお考えをお伺いいたします。 次に、質問要点イ特別定額給付金について。 支給率99.84パー、99.84%。これは、他の自治体に比べると非常に高い数値になっていることに驚きました。大変努力されたことがうかがえます。ただ、辞退者、亡くなられた方については分かりますが、答弁にあった9名の方というのはどのような方なのか、お構いのない、ない範囲でお答えをお願いいたします。 最後に、通告主題2、森林環境譲与税の活用について、質問要点ア管理者不在森林整備風倒木処理は。 風倒木については、希望調査を行ってみてはどうですか。お聞きしてみますと、立木に倒木が寄りかかり、立木の成長が悪くなっている。せっかく手入れをしてきたのに、倒木も残った立木も駄目になっていくとのことでした。このままでは立木、どんどん森林が駄目になっていきます。高知市は、風倒木処理森林環境譲与税を活用して独自の補助金を創設、県の補助制度と併せて山林所有者の負担を大幅に軽減する形で、間伐など山の手入れを委託できるようにしたとの記事が高知新聞に掲載をされていました。災害が発生し3年近くがたちましたが、希望者がいるのであれば町としても風倒木の処理に取り組んでみてはどうですか。お考えをお伺いして、2回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 8番、市川議員の2回目のご質問、私からは通告主題1、新型コロナウイルス感染症対策について、質問要点ア検査協力医療機関への対応はについてお答えをいたします。 議員のおっしゃるとおり、冬期の新型コロナウイルス感染症インフルエンザの同時流行も見据え、国や県としても受診の手続方法やその対応策も適宜変更をされてきております。先日、9月5日の新聞報道でもありましたが、新型コロナウイルス感染症の検査につきましては、これまでは保健所などに設置された帰国者・接触者相談センターに患者が相談し、症状に応じて新型コロナの診察に当たる帰国者・接触者外来や地域の検査センターにつないでもらう流れになっております。この手続に加えて、発熱などの症状が出た場合、まずかかりつけ医や近くの医療機関に電話で相談し、そこの医療機関新型コロナの検体検査、診療に対応できればそのまま受診、できない、できない場合は診察できる医療機関を紹介してもらう仕組みが追加となり、検査までに2回受診する必要はなくなるとのことでございます。 現在、県は医師会等を通じ新しい仕組みに協力していただける医療機関を募っており、本日、検査医療機関の名前が公表されました。いの町では6か所でございます。いのたんぽぽクリニック仁淀病院さくら病院高岩診療所、高岡内科、田村カルディオクリニック、以上でございます。 町といたしましても、必要があれば県、医師会とも連携し、町内の医療機関に協力を依頼する予定でございます。町立の医療機関につきましては、仁淀病院は現在検査協力医療機関として登録されており、その他としましては吾北地区に仁淀病院附属吾北診療所と本川地区に長沢診療所出張診療所の計4か所があるところでございますが、議員ご承知のとおり特に長沢診療所については地区唯一の医療機関であり、限られた職員での運営上、万が一職員が感染した場合、職員全員が濃厚せっしゃ、接触者となる可能性が高く、代替職員もいないため、2週間の診療停止となることが予想されます。そうなった場合、患者さんの通院や診療、投薬が困難となり、地域医療が停滞し、住民の皆様にご迷惑をおかけすることにもなりかねません。また、検査の際の感染予防対策の徹底や、もし感染した場合の補充スタッフの配置等、リスクに対する細部にわたっての調整事項も必要と考えております。現在の状況では、比較的感染リスクの低いと言われている唾液での検体検査でも感染リスクが拭い切れないため、慎重に判断しなければならないと考えております。まずは地域の医療機関という本来の機能を果たすことを最優先し、今後の感染状況、県から公表される、検査協力、あ、県から公表されました検査協力医療機関等の状況等を注視してまいりたいと思っているところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 松本町民課長。      〔町民課長 松本浩二君登壇〕 ◎町民課長(松本浩二君) 8番、市川議員からの2回目のご質問にお答えいたします。 私からは、通告主題1、新型コロナウイルス感染症対策についての質問要点イ特別定額給付金についての中で、申請に至らなかった9人についてお答えいたします。 申請に至らなかった9人の内訳ですが、住所地に居住実態がない、いわゆる居所不明者が4人で、残りの5人につきましては、本人に申請を促しましたけれども申請には至らなかった方となっております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 野村森林政策課長。      〔森林政策課長 野村考宏君登壇〕
    森林政策課長(野村考宏君) 8番、市川議員からの通告主題2、森林環境譲与税の活用方法について、質問要点ア管理者不在森林整備風倒木処理はの2回目のご質問にお答えいたします。 平成29年10月の台風21号による風倒木被害への対応といたしましては、「仁淀川」山の手入れ元気モリモリ事業によりまして、間伐と組み合わせた風倒木被害対策を、小面積ではありますが、実施しているところでございます。また、令和元年度からは、森林環境譲与税剰余金を財源としました里山再生支援事業において、風倒木の伐採、処理への支援メニューを設けております。この当該事業、そして既存の「仁淀川」山の手入れ元気モリモリ事業吉野川水源森整備事業とともに、事業実行に当たっての森林所有者の負担は発生いたしません。今後とも町広報紙などを通じまして、これら事業のさらなる周知に努めてまいります。 また、森林組合をはじめとします林業経営体を通じた事業PRにも、林業経営体のご協力を賜りつつ進めてまいります。 ○議長(高橋幸十郎君) 8番、市川賢仁君。      〔8番 市川賢仁君登壇〕 ◆8番(市川賢仁君) 大変失礼をいたしました。先ほど私の2回目の質問で、通告主題1、新型コロナウイルス感染症対策についての検査協力医療機関への対応はというところを質問要点イと言いましたけども、それは質問要点アでしたので訂正をお願いいたします。 以上で質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) ただいまの市川議員からの一般質問の発言中、通告主題1、質問要点を、質問要点イ質問要点アに訂正することについては、議長においてこれを許可します。 以上で8番、市川賢仁君の一般質問を終わります。 次に、13番、山岡勉君の一般質問の発言を許可します。13番、山岡勉君。      〔13番 山岡 勉君登壇〕 ◆13番(山岡勉君) 日本共産党の山岡でございます。 議長の許可をいただきまして、通告に従いまして一般質問を行います。まあ、今議会の一般質問キーワードは、時は平時にあらず。まあここらあたりをキーワードに質問をさせていただきます。 通告主題1、町長の政治姿勢、要点ア、4年間の成果は。 現場主義をモットーに走り続けた4年間だったと思います。保育料の無料化をはじめ、子育て支援策の拡充やファミリー・サポート・センターの設置、あったかふれあいセンターの開設等、住民生活の底上げに果敢に取り組んできた4年間ではなかったかと思います。町長自身が総括するこの4年間の成果について、まず問うておきたいと思います。 要点イ、今後の課題はということでございます。 町長としてまあ特段取り組みたい施策や事業も、これは少なからずあるんではないかと私は推察をいたします。しかしながら、今、地方財政は決して潤沢ではありません。そういう財政環境を考慮した上で、まああえて今後の課題に位置づけるものは何か、今後の課題をどのように整理されておるのか、お伺いをいたします。 要点ウ、コロナ禍の町政運営。 安倍政権のコロナ対策は、後手後手、場当たり、的外れ、自民党内からもこんな声が上がるほど感染対策は迷走しました。まあ体調の悪化で退陣をされましたので、ま、それ以上言うのは私も留め置きたいと思います。 それはさておき、今県内は感染拡大の状況下にあり、決して警戒を緩めることはできません。コロナ禍の町政運営で最も注力していることは何なのか、改めてお伺いしておきたいと思います。 続いて、ちゅうこ、通告主題2、新型コロナウイルス感染下まあ、時は平時にあらずということでございまして、この新型コロナウイルス対策につきましては同じ会派の議員が後日個別具体に質問をさせていただきますので、私は少し総論的な質問になります。 要点ア、コロナ禍の予算案編成ということでございまして、今定例会閉会後、早晩各課からの予算要求に始まり、2021年度予算案編成作業が粛々と進められることになります。2021年度予算案編成は、せいに非平時の予算案編成となるわけでございまして新型コロナ対策にも予算面でも十分対応する必要がある、私はこのように考えるわけですが、執行部のお考えをお伺いをしておきます。 要点イ、国保法定外繰入れ決断をということでございまして、まあ平時からこの高くなり過ぎた構造的問題を抱える国保税については軽減を求めてきました。コロナ禍、時は非平時で、コロナ解雇5万人超というような活字も目にいたします。コロナ感染下、自営業者は軒並み収入減、非正規労働者は容赦なく解雇通告、まさに国保加入者を直撃しております。国保税をはじめ、各種税の徴収猶予、減免等の対策も講じられておりますが、焼け石に水の状況だと聞いております。機を見て敏なり。町民の命と暮らしを守ることが最重要課題となった今、タイミングとしても今ではないかな。必要か否か。コロナ禍、必要でございます。可能か否か。可能です。県内でも22市町村が実施をしております。決断を求めるところでございます。 要点ウ、第3波への備えということです。 まあ前段触れたように、秋冬のインフルエンザ流行に乗じた第3波の襲来が非常に懸念をされております。県内でも、今、感染が拡大傾向にあり、官民を挙げて備えなければなりません。住民の命と暮らしを守ることを命題とする町行政として、私はぜひですね、徹底した注意喚起を行うべきだと思いますが、お考えをお伺いいたします。 通告主題3、小水力発電事業への取り組みについてお伺いをいたします。 要点ア、導入可能性調査結果。 令和元年度、導入可能性調査が実施され、結果、本川地区の足谷川が選定され、現在事業が着々と進められております。まあ導入可能性について調査した8候補地の中で、当該河川は何が決め手となったのかお伺いいたします。 要点イ、事業の主たる目的は明確かということでございます。 原発依存から自然エネルギーへの転換は幅広い国民の声となっております。町がこの事業に取り組む、その目的、これは明確になっているのか。そして、庁内で認識をされているのか、認識を共有されているのか、これについて伺います。 要点ウ、一日の発電量とその利活用ということでございます。 1日の発電量の見込みはいかほどか。そして、発電力については売電をする旨計画されておりますが、当該発電力を地域で利活用するとかそういう検討はされなかったのか、お伺いをいたします。 要点エ、今後の展開はということで、町の小水力発電事業への取り組みは今後どのような展開を考えているか。現時点では単発的な事業との位置づけなのか。 その点お伺いをしまして、1回目の質問といたします。 ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。11時15分に再開します。      休憩 10時59分      開議 11時14分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 執行部の答弁を求めます。池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 13番、山岡議員のご質問にお答えいたします。 通告主題1、町長の政治姿勢について3点のお尋ねがございました。 まず、質問要点ア、4年間の成果はでございます。 平成28年10月の就任以来、選挙で掲げた公約の実現に向け、多くの皆様のご尽力をいただき、職員とともにそれぞれの分野において住民福祉の増進を目指し、町政に取り組んでまいりました。議員がおっしゃられました以外の成果といたしまして、超高速ブロードバンド未整備地域への対応による情報インフラ格差の是正、株式会社ソラヤマいしづちの設置による石鎚エリアの観光産業活性化や中心商店街とその周辺地域の活性化を目的とした、いの町中心市街地活性化計画の策定などに取り組んでまいりました。 行政内部におきましても、機構改革により総合政策課や債権管理課を新設するなど、住民サービスの向上や様々な行政需要に対して迅速かつ的確に対応し、横断的に課題解決に取り組むための組織体制の整備に取り組んでまいりました。 また、防災・減災への取り組みといたしましては、総務課内に危機管理室を新設し、近年の異常気象による豪雨災害への対応や、大規模災害への備えとして是友地区へ防災備蓄倉庫を新設するなど、防災・減災対策の強化にも取り組んでまいりました。 さらに、就学前児童に対し、幼児教育と保育の両方を一体的に提供し、子育て支援の拡充等を進めるための認定こども園の設置、住み慣れた地域で生き生き暮らすために、フレイル予防に焦点を当てた、かわむらメソッドさんかん元気塾事業への取り組みに加え、本年4月からは障害児者の総合的な相談窓口として、ほけん福祉課内へ基幹相談支援センターの設置などに取り組んでまいりました。 次に、質問要点イ、今後の課題はでございます。 これまでの4年間の取り組みは、当初まいた種が芽吹き、今実を結び始めたことに伴い、町民の皆様の福祉の向上に多少なりとも寄与できたものと考えておりますが、一方で道半ばとして課題が残るものや新たに発生した課題などもあります。特に病後児保育につきましては、現時点で実施できておりませんが、事業実施に向け具体的な方法を模索している状況でございます。その他にも、少子・高齢化による人口減少、限界集落への対応は大きな課題として認識いたしております。さらに、近年の度重なる豪雨災害や、かつて経験したことのない新型コロナウイルス感染症への対応等、予測のつかない事態が次々と発生し、これまで以上に行政に求められる役割が大きくなっていることを実感いたしております。 これらの課題に対応し、町民の皆様の福祉を今以上に向上させることに強い使命感を感じておりますが、議員ご指摘のとおり財政状況も決して潤沢ではございません。財政状況を注視しつつ、これらの課題に引き続き正面から向き合い、町民の皆様の声に耳を傾け、皆様の生活に寄り添い、町民の皆様とともに公平公正で温かな町政の実現に向けて、引き続き邁進してまいりたいと考えております。 続きまして、質問要点ウ、コロナ禍の町政運営でございます。 先ほども申し上げましたとおり、新型コロナウイルス感染症はこれまで人類が経験したことのない、かつてない危機でございます。外出自粛や移動機会の減少等により、都市部のみならず地方経済や地域観光への打撃、雇用環境の悪化や医療体制の逼迫など、様々な面に影響を及ぼしております。この危機を乗り越えるためには、町民の皆様の声に耳を傾け、町民の皆様が町に対して求めているもの、そのニーズを把握することが重要であると考えております。地域の実情把握に努め、国、県の緊急的な財政支援措置を活用し、感染拡大防止対策や地域経済かいはく、回復に資する施策を展開すること、まず町民の皆様の命と健康、生活を守るために必要な対策を全庁的に迅速かつ強力に進めることに最も注力してまいります。 次に、通告主題2、新型コロナウイルス感染下(時は非平時)の質問要点イ、国保法定外繰入れ決断をについてお答えいたします。 国民健康保険制度の運営に関し、当町では国保制度の趣旨及び実態に即しながら法定内繰入れを行い、適切に運営してきたところでございます。令和2年度は、できるだけ被保険者の負担増にならないように、県から示された標準保険料率よりも低い税率のまま据え置き、不足分は財政調整基金を活用して対応しているところでございます。 議員のおっしゃられるとおり、新型コロナウイルス感染下(時は非常時)、(時は非平時)ということでございますので、令和3年度の国保税率につきましても被保険者の負担増にならないように、来年早々に県から示される標準保険料率や事業費納付金にかかわらず税率は据え置き、不足分は財政調整基金で対応したいと考えております。 そして、令和4年度以降は、事業費納付金の増加や財政調整基金の残高減少等により、保険料率を上げら、上げざるを得ないときが来ましたら、国からの様々な支援策を積極的に取り入れた上で、県から示される標準保険料率を参考にしながら、法定外繰入れが必要か否か、可能か否かを財政とも協議しつつ、再度検討してまいりたいと考えております。 次に、質問要点ウ、第3波への備えについてでございます。 新型コロナウイルス感染症インフルエンザとの同時流行を見据え、インフルエンザが流行する冬の前に予防接種を受けるなど、自己防衛の備えを万全にしておくことが重要だと考えております。しかし、インフルエンザ新型コロナウイルス感染症は、いずれも発熱やせきなどの類似の症状を有するため、診断だけで区別するのが難しく、最前線である医療現場の負担が増えることも予想されている状況でございます。そのため、一人一人がこれまで以上に手洗いや消毒の徹底、マスクの常用、3密の回避など、コロナ対策に取り組むことで、インフルエンザの流行に抑制がかかり、最前線である医療機関をはじめ、多くの機関において負担が軽減される可能性もございます。 町としましては、感染症予防の徹底など、町民の皆様への啓発活動に引き続き取り組んでまいります。また、インフルエンザワクチンの供給量にも限りがあることを踏まえ、65歳以上の高齢者におきましては優先的に接種を行うなど方針が示されたことから、予防接種の機会を逸することのないよう、早期に呼びかけを実施してまいりたいと考えております。 議員のご質問でもありました第3波への備えといたしまして、住民の皆様お一人お一人の徹底した取り組みと同時に、町としましては現在まで整備を進めてまいりました消毒液やパーテーションなど感染症予防の対応、その他、全庁挙げて取り組んでいます多くの施策につきましても、さらなる充実強化を目指してまいります。 私からは以上でございます。その他の項目につきましては、担当課長より答弁させていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 土居総務課長。      〔総務課長 土居 浩君登壇〕 ◎総務課長(土居浩君) 13番、山岡議員よりご質問のありました、私からは通告主題2、新型コロナウイルス感染下(時は非平時)の要点ア、コロナ禍の予算案編成についてお答えさせていただきます。 令和2年3月から本格的に感染拡大となりました新型コロナウイルス感染症につきましては、町民の皆様の生活や経済を守るため既に4度の補正予算を編成し、迅速かつ的確な対策、対応を実施してまいりました。しかしながら、いまだ新型コロナウイルス感染症の収束の見通しは立っておらず、今後も新型コロナウイルス感染症拡大防止対策費の増大の可能性や経済状況の悪化による町税等の減収が見込まれ、財政状況はさらに厳しさを増すことも予想されます。このような状況は令和3年度以降も続くことが考えられ、これからの予算編成では町民の皆様へのサービスの水準を維持しながら、併せて新型コロナウイルス感染症対策も最重要課題として取り組み、振興計画等の計画に沿った事業も実施できるよう検討していかなければなりません。その実現のためには、国や県の補助金の積極的な活用及び的確な基金の繰入れによる財源の確保、また実施する事業については必要性、優先度、費用対効果など、これまで以上に厳しく精査し、社会情勢の変化に即した財政運営に努め、予算編成を実施してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 伊東本川総合支所次長。      〔本川総合支所次長 伊東勇志君登壇〕 ◎本川総合支所次長(伊東勇志君) 13番、山岡議員よりご質問のありました通告主題3、小水力発電事業への取り組みにつきましてお答えいたします。 質問要点ア、導入可能性調査結果についてご質問がございました。 令和元年度に実施しました導入可能性調査の結果でございますが、地形図から可能性のある候補地の概略調査を実施しております。候補地は、伊野地区で1か所、吾北地区で5か所、本川地区で2か所、計8か所の候補地が抽出され、委託業者から個々の地形データ、概算工事費、最大出力から見込まれる年間発電量での売電見込額など、選定に係る判断材料の提供を受けまして、その中で最も投資対効果が優れた1か所を候補地として選定いたしました。その河川が今年度基本設計業務を実施します本川地区の足谷川となりました。 次に、質問要点イ、事業の主たる目的は明確かのご質問にお答えします。 小水力発電事業の構想のきっかけとしましては、自然エネルギーの利活用を考えたときに、山間地域の急峻な地形と豊富な水量を生かすことのできる小水力発電事業が有効であると考え、売電することで財源を確保し、地域振興を図ることを目的としています。 本事業の実施に際しましては、平成29年12月に本川総合支所で検討を始め、平成30年4月に第1回の庁内協議を開催し、その後、総合政策課をはじめとする関係課による作業部会を設置し、庁内全体での議論を重ねてきたと、ところでございます。平成30年12月には企画検討協議会を開催し、町の施策としての位置づけを図り、令和元年度には高知県の補助事業の採択を受け、導入可能性調査業務の実施、作業部会においては先進地視察研修、小水力発電事業に係る勉強会を開催しております。このように庁内協議や作業部会の開催によりまして情報共有を図っているところでございます。 次に、質問要点ウ、一日の発電量と利活用のご質問にお答えします。 今年度実施いたします足谷川における1日の発電量は、昨年度の導入可能性調査の結果を基に申し上げます。足谷川におきましては、発電地点が上流部と下流部の2か所で、4つのパターンの試算をしております。その中から、最大出力が最小と最大の2つのパターンにつきましてお答えさせていただきます。最少のパターンでの最大出力は131キロワットと試算しておりまして、24時間稼働した場合の1日の発電量は3,144キロワットアワー。最高のパターンでの最大出力は296キロワット。24時間稼働した場合の1日の発電量は7,104キロワットアワーと見込まれております。その発電されました電力量につきましては、全量売電を考えております。売電開始の20年間は、国の固定価格買取制度、いわゆるFITを活用する計画でございます。 発電した電力の利活用の方法としましては、売電益を町の新たな財源として活用し、地域の抱える課題の解決に向けた各種施策を実行することで、地域住民への行政サービス向上を図ってまいりたいと考えております。 なお、議員からご質問のありました地域での利活用につきましては、売電した電力を直接利用するための専用の、専用の電線路の整備等、別途費用も必要になりますことから、売電益を町の財源とし、地域振興などの施策へ生かすことを考えているところでございます。 最後に、質問要点エ、今後の展開はのご質問にお答えします。 今回計画をしました小水力発電事業をきっかけといたしまして、町内にある豊富な自然資源を活用した自然エネルギーの導入の検討協議に努めまして、地球環境問題に対して地域から貢献いたしますとともに、地域の活性化に向けて取り組んでまいりたいと考えております。いの町は、総面積の約9割を占める豊かな森林、標高が1,900メートル近くにもなる山地と、恵まれた風況。北部の豊富な水量、南部の良好な日射条件等自然エネルギーの賦存量に恵まれておりまして、小水力発電に限らず、こうした自然資源を活用する町の自然エネルギー施策の検討に努めてまいります。 ○議長(高橋幸十郎君) 13番、山岡勉君。      〔13番 山岡 勉君登壇〕 ◆13番(山岡勉君) 1回目の質問に対するご答弁をいただきました。何点か2回目の質問をさせていただきます。 まず、通告主題1、町長の政治姿勢、要点アの4年間の成果については、1回目の質問の中で、私が幾つかの事業を質問の中で指摘をさせていただきました。加えて町長からは、認定こども園の開設とか危機管理課の設置、観光振興、防災備蓄倉庫の建設等々、防災・減災対策への取り組み、中心商店街の活性化策、ま、いろいろその4年間の取り組みについて町長からご答弁がありました。あの1回目でも申し上げましたとおり、本当に現場主義をモットーに駆け抜けた4年間ではなかったかと私は思うわけですが、どうでしょう、町長。自己採点をするとすればですね、何点なのか。しかしながら、町長自身が自己採点するということは、そぐわない、やっぱり採点をするのは町民の皆さんだと考えるのか、それは町長にお任せしたいと思います。 それであの、今後の課題についてはですね、病児後保育の取り組みが課題として残ったとか、中山間地対策でもやり残した部分がまああったとか、まあそういう今後の課題についてご答弁されました。これはですね、やはりあの短いスパンで解決する課題と、やっぱり長いスパン必要になってくる課題もあるわけですので、現下の地方の財政状況等を考慮しながらですね、町長の持ち前のその現場主義、それをもってですね、課題解決に向けて取り組んでいただきたいと思います。 主題2、新型コロナウイルス感染下時は平時にあらず。 2021年度予算案の編成に向けてもですね、やはりあの確かに20年度も国の新型コロナ対策、地方創生臨時交付金を使ってですね、いろいろあの具体的な対策が講じられております。しかしながら、これは、このコロナは単年度で収束するような、現在は見通しではございません。恐らく2年、3年という長期にわたる、この新しい未知のウイルスとの戦いになっていくんではないか。やはりね、町民の皆さんも、これがだんだん長期化していくと体力を奪われ、気力も本当にあの萎えていってしまう部分も少なからずこれはあるわけです。行政の命題は、町民の命と暮らし。そして、営業を守る。これが町行政の命題でございますから、2021年度予算案編成に向けてはですね、新型コロナ対策にも十分重きを置いた予算案編成に向けてですね、取り組んでいただきたいと重ねて申し上げておきます。決して1年で収束するような、このウイルス災害ではございません。そのことを求めておきたいと思います。 それから、国保の法定外の繰入れの、については、まあ、このこういう、こういう時期にですね、タイミングよくまあ決断をしてほしいというのが私の思いなんですが、やはり財政規律とか、まあ執行部の皆さんは当然それを考えられるわけですから、しかし今本当に財政規律を言っているときか。私はね、このように思っておりまして、まあいろんな国の支援策、それから県からの保険料率のまあ提示もあろうかと思います。そういうことを諸般勘案をしながら、タイミングが来ればぜひ、県内22市町村で現在既に実施をしておりますわけ、わけですから、機を見て敏なり。そのときが来れば、決断を早期にしていただきたいと思います。 小水力発電について少し伺います。 まああの、今回、本川地区の足谷川が委託業者の調査によって最も適地であると、まあ、こういうことでこの河川が選定をされ、事業が進められております。この導入可能性調査、ほかにも7か所あったわけですが、今回適地とされた足谷川に適性で条件的に近いような、そういう河川はなかったのかどうか。まあ今後の事業展開のことも考えて、お伺いをしておきたいと思います。 それから、イ、事業の主たる明確は明確、事業の主たる目的は明確かということですが、これについて明確な答弁がどうもなかったような気がするんですが、いや、これはあのもう一度ですね、このいの町が小水力発電事業に取り組む、その主たる目的、これをあの、これに絞って2回目ご答弁をいただきたいと思います。 それから、要点ウ、一日の発電量とその利活用ということで質問をいたしました。 これについては、1日の発電量、最小で3,344キロワットですかね。それから、最大地点で7,104キロワットパー1日というように答弁があったと思います。この事業は、総額7億5,000万から8億円規模の事業であるわけです。今回この発電力をですね、まあ売電というように計画をしているわけですが、事業費に見合うような、そういう収益はしっかり見込みができておるのかどうか、お伺いをいたします。 それと、今回、発電量を、発電力を売電をすると。それで、その売電収益によって、地域振興とかそういうふうに地域にまあ、還元をしていきたいと。こういうふうに今あの答弁をされたわけですけど、このやはりあの自然、原発依存から自然エネルギーへの転換、これを考えるときに、私はイメージするのは、その小水力発電で起こした電力によって地域に明かりがともる。こういうイメージをするわけです。それは、ということはこの適地を選定するときに、もう少し集落が近い場所を選定するとか、それから公共施設に近い場所での適地を選定するとか、そういう選定の仕方をすればですね、これは可能なわけでございまして、残念ながら今回の足谷川は近くには全くあの集落もないということで、私の、その再生可能エネルギーというのは、その普及によってですね、イメージする、その地域に明かりをともすという、その思いとはちょっと大分違うような気がするんですけど、売電で十分採算は取れるのか。それから、適地を選定するときに、そういう選定の仕方もあるんではないかということについてお伺いをいたしまして、2回目の質問とします。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 13番、山岡議員の2回目のご質問にお答えいたします。 まず、町長の政治姿勢についての4年間の成果の自己採点ということでございましたが、これは私のほうから採点をするのはどうもなじみませんので、はい、ということでございまして。 で、次に、長いスパンでその解決、課題解決に向けてということでございます。議員おっしゃられましたとおり、本当にあの地方財政状況というのも考慮しながらですね、様々な課題、特にその人口減少問題等々につきましては長いスパンで考えていかなければならないと、今もそういった取り組みは行っているところではございますけれども、こういったことは目に見えてその成果が出るというところには非常に厳しいものがあると考えております。国のほうでも人口減少に対する施策を議員立法で成立したところもあります。そういった、そういったものに対しましても職員が研究を重ねながら、最大限に利用できるものを活用してまいりたいと考えているところでございます。職員とともに、また皆様にもお知恵をいただきながら、課題解決に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 次に、通告主題2、新型コロナウイルス感染下(時は非平時)につきまして、コロナ禍の予算編成でございます。 私も単年度でこのコロナが収束するとはとても考えられないものでございます。議員おっしゃられますとおり、体力、気力を失っていきますが、町といたしましてはやはり住民の皆様の命と暮らしを守っていかなければならない、そういった熱い思いを持っております。2年、3年という長期にわたるこの新型コロナウイルスとの戦いにつきましては、令和3年度以降も予算案の編成につきましてはコロナウイルス対策につきまして重きを置いて取り組んでまいりたいと考えております。 そして、国保法定外繰入れの決断をについてでございます。 財政規律というものもありますが、タイミングは、これは機を見て敏なりということで、決断を早期にということでございました。ここにつきましては、今後の動向を見ながら国保の担当と、また県等ともそういった動向につきまして十分に検討した上で決断してまいりたいと考えているところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 伊東本川総合支所次長。      〔本川総合支所次長 伊東勇志君登壇〕 ◎本川総合支所次長(伊東勇志君) 13番、山岡議員の通告主題3、小水力発電事業への取り組みにつきまして2回目のご質問にお答えいたします。 まず1つ、足谷川を選定した、そのほかにですね、8河川、8か所の調査を行っている中で、ほかに有望な箇所はなかったかというような、というご質問であったと思います。ええとですね、最大出力を、小水力発電と申しますのは水量、それとあと落差、ここであの出力のほうが決まってまいります。ですからあの、最高出力で足谷川の一番高いパターンを申し上げました。先ほど296キロワットと申し上げましたが、次にですね、最大出力の大きい河川が吾北地区の高樽川、こちらが154キロワットと試算されております。その次に出力の高いところで、本川地区桑瀬にございます長又川、こちらが99キロワットというような調査結果が出ているところでございます。 次に、その町としてのその主たる目的というような点でのご質問であったかと思います。 化石燃料の枯渇化の問題、そして二酸化炭素排出量削減というですね、こういった国際的な問題であろうかと思いますけれども、こういったものに、への対応といたしまして、地球環境問題にやはりあの地方自治体としてもあの率先して取り組んでいかなければならないというようなところからですね、まず自然エネルギーの導入についてどうしていくかというのも考える中で、本川地域はですね、あの豊富な水量と落差に恵まれております。そういったところで、小水力発電事業の取り組みを進めております。 そして、3点目、その投資に見合う収益があるのかというようなご質問であったかと思います。 まずですね、その足谷川の296キロワットのパターンでの試算で申し上げますと、概算工事費約7億円とあの、いうことで振興計画にも上げさせていただいたかと思うんですけれども、それに対するですね、売電収入、あのFITによる売電収入になります。それが年間5,263万7,000円という試算が出ております。 そしてですね、4点目です。その発電された電力の利活用についてのご質問であったかと思います。 1回目では、その新たなその送電網ですね、とかを直営で引く必要があるという。例えばそのほかにもあの既設の電力の送配電網会社が設置しております線路を使いまして、託送料、いわゆる使用料ですね。託送料という形で、それはあの地域に、で使うというような形もあるとお聞きしているところですが、このFITの期間を考えますと、託送料をお支払いして、それで売電益を下げる、売電益の中から託送料を使ってそれぞれの施設に電気を与えるよりも、FITの20年間につきましてはそのまま売電益の収入を地域にまああの還元するというような、そういった方法が有効ではないかと現時点では考えております。 そして、公共施設、それと集落に近い場所っていうふうなご質問もあったかと思います。 これにつきましてはですね、足谷川は今のところ売電ということで考えておりますが、こうした例えば観光の施設があるところでありますとか、その近くの近隣の河川からですね、あの小規模な水力発電の検討もあの今後あの行ってまいらなければならないと、そのように考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 13番、山岡勉君。 ◆13番(山岡勉君) 以上で質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で13番、山岡勉君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。午後1時に再開します。      休憩 12時0分      開議 12時59分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。次に、16番、森本節子君の一般質問の発言を許可します。16番、森本節子君。      〔16番 森本節子君登壇〕 ◆16番(森本節子君) 通告に従いまして一般質問させていただきます。 通告主題1、防災・減災対策について、質問要点ア、マイ・タイムラインについて。 マイ・タイムラインとは、風水害が発生するかもしれないときに、自分や家族の取る避難に備えた行動を一人一人があらかじめ決めておく防災行動計画です。大雨や台風は事前に予測できることから、余裕を持って早めに避難することが重要です。マイ・タイムラインを作成しておくことで、いざというときに慌てず安全に避難行動を取ることができ、逃げ遅れによる自宅などに取り残されてしまうリスクの軽減につながることが期待できます。神奈川県相模原市は、昨年11月、台風19号による風水害を踏まえた市独自のマイ・タイムラインのひな形を公表、今年2月から作成のためのガイドブックを市民に提供し、市ホームページからもダウンロードができるようにしたとお聞きしました。今年6月には市広報で大きく掲載し、マイ・タイムラインの作成を市民に呼びかけるなど周知にも力を入れているそうです。いの町の場合はどうなっていますか、お伺いしておきたいと思います。 質問要点イ、在宅避難について。 新型コロナウイルスに感染しな、感染しないように、災害時には避難所に行かずに自宅にとどまる在宅避難に注目が集まっています。在宅避難は、自宅に危険性が少なく、住める状態でなければなりません。昨年9月の台風15号では、瓦が飛ばされたり、雨漏りしたりする事例が千葉県で相次ぎました。25年から30年は防水可能とさせている屋根でも、割れたり浮いたりしていないか、築15年から点検したほうがいいとお聞きしました。スレートぶきの屋根を修繕する場合、スレートを剥がさずに金属系の屋根材で覆う工法があり、施工時に雨の心配をせずに済むのが長所とお聞きしました。瓦ぶきは重く、地震にも風にもリスクになるため、軽量の瓦に取り替えるとよいそうです。飛ばされた瓦がシャッターと窓ガラスを突き破ったケースもあったといい、特殊フィルム入りの頑丈な防犯ガラスに交換すると安心とお聞きしました。浸水を防ぐ止水板を設置する際は、水がどこから流れてきそうか、雨が降ったときに確認しておくことが大切。災害時の応急処置を想定し、いざというときに駆けつけてくれる工務店を把握しておくことも勧めるとお聞きしました。 いの町も南海トラフ地震に備える事業として木造住宅耐震診断があり、昨年診断を受けた件数はどれぐらいありますか。 非常食や水、電池やビニールシート、ガスボンベなどの備蓄も大切です。断水に備え、飲料水と携帯トイレも欠かせません。災害に備えて防災品の使用する練習も大切だと思います。町長及び担当課長の在宅避難についてのお考えをお伺いいたします。 質問要点ウ、仮設住宅地の確保は。 大規模災害が発生した際に何よりも大切なことは、被災者が一刻も早く安全・安心な生活を取り戻すことです。応急仮設住宅等を速やかに確保するためには、県と市町村の適切な役割分担の下、平常時から準備を進めていくことが大切です。東日本大震災から9年、熊本地震、西日本豪雨、北海道地震など、大規模な災害も相次ぎました。多くの人が命を落とし、住まいを追われました。いの町においても、災害が起こった場合、仮設住宅等を建設する土地の確保や調査は行っていますか。具体的に決まっていれば、お伺いしておきたいと思います。 質問要点エ、ブロック塀対策は。 2018年6月18日に発生し、震度6弱を観測した大阪府北部地震では5名の犠牲者が出ました。そのうち2名は、ブロックの倒壊によるものでした。国土交通省はブロック塀の被害調査を行い、2018年8月、建築物等事故災害対策部会において塀の安全対策を推進する方針を示しました。 女児が死亡する事故が起きてから2年となります。先日、政令市調査で学校ブロック塀4割が未対策の新聞記事を読みました。いの町においてはどうなっていますか、お伺いしておきたいと思います。 通告主題2、コロナ禍の取り組み、質問要点ア、プレミアム付商品券事業。 新がつ、新型コロナウイルス感染症対策として、地域経済の消費拡大を推進するための令和2年度いの町プレミアム付商品券が9月1日に販売されました。この商品券は、町外の人でも購入でき、5,000円で6,000円分の買物ができる商品券と、大変喜ばれています。このプレミアム付商品券は、従来いの町しょうかい、いの町商工会が取り扱っている商品券とはどんな違いがありますか。この商品券の次回販売日、販売場所、使用期限、内容等、概要をお伺いしておきたいと思います。 質問要点イ、生活応援商品券事業。 申請不要で町民に1人3,000円、75歳以上の人はプラス2,000円の商品券が配布される生活応援商品券事業の概要をお伺いします。郵送で各世帯主に配布されるとお聞きしましたが、いつ頃になりますか。また、自宅で受け取れない場合はどのようになりますか。令和2年度いの町プレミアム付商品券とは、どのような違いがありますか。お伺いしておきたいと思います。 質問要点ウ、ぷっくりハート育成推進事業。 菊池学園事業で育んできた自尊感情が高まっている心を、いの町ではぷっくりハートと呼んでいます。そのシンボルであるぷっくりハートちゃんと一緒に町民をぷっくりハートにするための体操を企画し、お披露目の様子をSNSで見させていただきました。そして、11月には第1回ぷっくりハート体操コンテストを開催するとお聞きしました。コロナ禍の中での取り組みは予定どおり進んでいますか、お伺いいたします。 質問要点エ、出産・育児支援給付金事業。 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化すると見込まれる中、経済的または精神的な不安を抱えて出産し、新生児を養育する子育て世帯を応援するため、いの町独自の給付金を支給するとお聞きしました。現在、何人の新生児が受け取られていますか。広報についてはどうなっていますか。支給対象や金額また申請について、給付までの流れについてお伺いいたします。 通告主題3、町有地の利活用について。 質問要点ア、元町倉庫跡地を駐車場に。 早朝7時半頃から9時頃まで、伊野小学校から伊野幼稚園前までの道路は送り迎えの保護者の車でいっぱいになります。グリーンロードに車を止めて、止める人もいて、大変きかい、危険な状態です。元町倉庫跡を町の駐車場にすればよいと思いますが、売却等も含め、町長及び担当課長のお考えをお伺いしておきたいと思います。 質問要点イ、ギャラリー・コパの活用は。 以前のようにギャラリー・コパを利用したいという声をお聞きしました。また、宿泊施設にしたいとの声もお聞きします。そのままにしておくのはもったいない、もったいないとの声を聞きますが、どうでしょうか。売却等も含め、町長及び担当課長のお考えをお伺いしておきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 土居総務課長。      〔総務課長 土居 浩君登壇〕 ◎総務課長(土居浩君) 16番、森本議員より通告のありました通告主題1、防災・減災対策についての、私からは質問要点まずア、マイ・タイムラインについてのご質問にお答えさせていただきます。 大規模災害に備え、住民一人一人が防災意識を高め、いつ、どこに、どのように避難するのかあらかじめ決めておく防災行動計画の作成や住宅の耐震化、食糧や水など備蓄といった事前の備え、また自主防災組織で災害リスクを確認し合うことは、地域のリスクについて確認し合うことは非常に重要であると認識しております。 議員のご質問の中で、神奈川県相模原市のマイ・タイムラインの取り組み、ご紹介がございました。ホームページを拝見いたしますと、風水害に備えた避難場所や避難のタイミング、行動リストが掲載された様式がダウンロードできるようになっており、事前に記入することでご家庭ごと、災害に対する備えがなされるよう取り組まれておりました。 町といたしましては、現時点では同様の取り組みを行うことができておりません。町民の方一人一人が自ら考え、命を守る取り組みを行っていただくことは、今後の大規模災害に備えて急務であると考えております。 そのことから、現在取り組んでおります自主防災組織での学習会や防災キャンプなど、学校の防災教育を通じて話し合うきっかけづくりなどと併せまして、お一人お一人がいざというとき慌てず安全に避難行動を取ることができるよう、ご紹介いただきました先進の自治体の取り組みを参考に、マイ・タイムラインの策定に向けて取り組んでまいります。 続きまして、質問要点イ、在宅避難についてのご質問にお答えさせていただきます。 コロナ禍の災害時避難において、避難所での身体的、心理的な負担けんげん、軽減やソーシャルディスタンスを確保するためには、避難所に集中させない分散避難を促進することが欠かせない視点となってきていると考えております。その中で、自宅周辺が安全な場所である場合には、事前に自宅の耐震性を把握しておくことや、食糧、水、またガスコンロやブルーシートなど必要な物品を日頃から備え、可能な限り在宅避難ができる準備を整えておくことが重要でございます。 議員からご質問のございました、昨年度の木造住宅耐震診断事業の利用実施件数は58件となっており、毎年多くの方が地震の揺れに対する備えを実施していただいていると感じております。 町といたしましては、自主防災組織の学習会等におきまして、ハザードマップをマップをお配りし、自宅や地域の災害リスクを確認していただきながら、自宅など分散避難への理解が広がるよう、「広報いの」本年度の9月号へ掲載するなど取り組んでいるところでございます。 今後におきましても、自宅を避難場所のま、一つとして検討していただくために、様々なまあ機会を捉えまして、住宅の耐震診断や家具の転倒防止など、補助事業の周知や在宅避難の際に必要なものの備えなど、心がけていただけるような働きかけを住民の皆様に行ってまいります。 次に、質問要点エ、ブロック塀の対策はのご質問にお答えさせていただきます。 まずあの、現在ブロ、避難路に面するブロック塀につきましては、危険な箇所の通報があった場合にですね、危機管理室の職員が、町がですね、点検を行いまして、所有者へ補助制度の説明を行っておるところです。また、危険なブロック塀につきましては、町の補助事業を活用していただくために、広報紙にですね、本年度におきましては4月、補助制度の概要、9月にブロック塀の安全点検のチェックポイントについて掲載し、周知をしているところでございます。 なお、学校施設の危険なブロック塀の対策はというところでのご質問がございました。 こちらにつきましては、伊野中学校のプールの改修に併せて、最後残っておりましたブロック塀の撤去、終わっておりますので、町の学校施設におきましては現在危険なブロック塀はまあないものと認識しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 水田土木課長。      〔土木課長 水田正孝君登壇〕 ◎土木課長(水田正孝君) 16番、森本議員より通告のありました通告主題1、防災・減災対策について、質問要点ウ、仮設住宅地の確保はにつきましてお答えいたします。 南海トラフ地震の強い揺れによって、町では津波被害は想定されておりませんが、多くの家屋が倒壊や火災により被災することが予想されております。また、大雨による洪水においても、仁淀川が河川氾濫した場合、多くの家屋が被災することが想定されております。 そうした中、仮設住宅の設置場所の選定及び計画につきましては、令和2年3月改定のいの町応急期機能配置計画では仮設住宅候補地を本川3か所、4,026平米、40戸、吾北9か所、2万7,135平米、271戸、伊野11か所、5万4,139平方メートル、542戸、合計23か所、8万5,300平方メートル、853戸の計画をしており、高知県が示す指針によりますと、発災時に必要な面積、戸数は確保され、充足していると考えられる状況でございます。 一方、南海トラフ地震においては、発災後に他の市町村からの広域避難等が予想され、今後広域的な検討も必要になってくると想定されますので、現在それらの候補地の地理的条件など、精査をしているところでございます。そうした中、昨年度、伊野地区の3か所で測量を行い、具体的な仮設住宅の配置計画の策定を行っております。その3か所といたしまして、配置計画の策定が完了いたしている箇所は、すこやかセンター北側の多目的広場で17戸、伊野中央公園で同様に17戸、枝川公園で67戸、合計101戸でございます。 議員ご発言のとおり、被災者が一刻も早く安全・安心な生活を取り戻すためには応急仮設住宅の速やかな建設を図る必要があると考えており、平常時からの準備として幅広く関係きかい、機関との協議を続け、仮設住宅の確保に努めてまいりたいと考えております。 私のほうからは以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 岡村産業経済課長。      〔産業経済課長 岡村寛水君登壇〕 ◎産業経済課長(岡村寛水君) 16番、森本節子議員からの通告主題2、コロナ禍の取り組み、質問要点ア、プレミアム付商品券事業のご質問にお答えをいたします。 本年度のプレミアム付商品券事業につきましては、コロナ禍において地域内での経済活動をより一層活性化させる目的で、販売する事業を実施しているところでございます。1冊6,000円分の商品券を5,000円で販売し、1冊当たり20%のプレミアムを付加、付与しております。販売冊数といたしましては全部で3万冊を準備しており、9月、10月、11月の3回に分けて、伊野地区4店舗、吾北地区1店舗、本川地区1店舗で販売いたします。伊野地区の4店舗につきましては、各量販店、サニーマート伊野店、サニーマートアクシス、枝川にありますラヴィーナと天王地区にありますサンプラザの各4店舗でございます。吾北地区につきましては、道の駅「633美の里」でございます。本川地区の1店舗につきましては、JA高知県本川出張所で販売をいたしております。1回につき10冊、5万円の上限を設けておりますが、どなたでも何回でも購入可能と購入可能としておりますので、町外にお住まいの方も含め多くの方にご利用いただき、町内の経済かつ経済活性化につなげていきたいと考えております。 従来商工会が実施してきました商品券事業と今回のプレミアム付商品券事業の違いといたしましては、商工会会員以外の事業者も商品券取扱事業者として登録できることが上げられます。これにより、事業規模や業種を問わず多くの事業所に登録いただき、中でも全国展開している店舗や病院、薬局、学習塾など、多くの事業所でご利用いただけるようになっております。現在、取扱事業所の数は200に迫っており、本年12月28日までは引き続き取扱事業所を随時募集しているところでございます。商品券購入者の方の利便性拡大はもちろん、町内事業者の方にとっても新規の顧客獲得の機会になると考えているところでございます。商品券の使用期限は来年2月28日まででございますので、購入された方には期限内にご利用いただき、町内の経済かつ経済活性化を促進してまいりたいと考えているところでございます。 続きまして、通告主題3、町有地の利活用について、質問要点イ、ギャラリー・コパの活用はのご質問にお答えいたします。 現段階におきまして、以前のようにギャラリー・コパを展示会場としての貸出し再開してほしいとのご要望は直接伺っていない状況でございます。町が把握しているご意見といたしましては、民間事業者から事務所、事業所として借りることはできないかといったご相談や中心市街地活性化計画の中で中心商店街のにぎわい作りに資する施設としての活用を臨むご意見がございました。そして、休遊施設の活用について数多く施設に携わり、有効な利活用を見いだしてこられた専門家のご意見も伺ったところでございます。以上のご意見、ご要望等を参考にした上で、町としてより効果的に地域の活性化につながる活用方法を見定め、町直営での運営または賃貸、売却等を含めて総合的に判断していきたいと考えているところでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 澁谷ほけん福祉課長。      〔ほけん福祉課長 澁谷幸代君登壇〕 ◎ほけん福祉課長(澁谷幸代君) 16番、森本議員の通告主題2、コロナ禍の取り組み、質問要点イ、生活応援商品券給付事業につきましてお答えいたします。 議員からは、いつ頃の配布予定かのご質問でございました。 まず1点目、今月下旬にはお手元に届くように現在準備しているところでございます。 次に、ご自宅で受け取れない場合はどのようになるかとのお尋ねがございました。 ご不在でお受け取りできなかった場合は、不在票が投函されますので、不在票に示されている手順、手順に沿って再配達や郵便局受け取りの手続を行っていただくようにしています。 なお、郵便物の保管期間を過ぎてしまった場合は、10月以降、平日に身分証明書等をお持ちいただけましたら、ほけん福祉課窓口で受け取れるように予定しています。 また、令和2年度いの町プレミアム商品、プレミアム付商品券との、はどのような違いがあるかとのお尋ねがございました。 プレミアム付商品券は、青い券と赤い券と2種類ございまして、青い券のほうはスーパーマーケットを除く事業所で使用されるものとなります。生活応援商品券は、500円の赤い券を、と同じ種類となっておりまして、いの町プレミアム付商品券の取扱事業者全店でご利用いただくことができます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 宮脇教育次長。      〔教育次長 宮脇健太郎君登壇〕 ◎教育次長(宮脇健太郎君) 16番、森本議員の通告主題2、コロナ禍の取り組み、質問要点ウ、ぷっくりハート育成推進事業についてお答えいたします。 昨年度、自尊感情が高まった状態を表したイメージキャラクター、ぷっくりハートちゃんと、聞いた人がぷっくりハートになるような楽曲、ぷっくりハート、ぷっくりハートを作成いたしました。本年度、その曲に合わせた体操を町内の保育士さんに作っていただき、ぷっくりハートちゃんと一緒に普及、普及活動を行っております。 ご質問にありましたぷっくりハート体操コンテストは、現在開催方法を検討しております。その他の普及活動を具体的に申しますと、全ての保育園、幼稚園、認定こども園と3つの小学校と4つの中学校の運動会で、短時間ですが一緒に体操する計画をしております。ほかにも、独自にアレンジした体操を運動会で披露する学校もあるとお伺いしております。 いの町教育委員会としては、コロナ禍を生き抜いて生きていくためには心のつながりと困難に立ち向かう力が必要と考えており、そのために必要なコミュニケーション能力と自尊感情を高めるための取り組みを、これまで菊池学園などを、菊池学園事業などを通して推進してまいりました。今後も住民の皆様にもぷっくりハート育成推進事業についてご理解いただき、応援、ご協力をしていただけるよう積極に取り組みを進めてまいります。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 松本町民課長。      〔町民課長 松本浩二君登壇〕 ◎町民課長(松本浩二君) 16番、森本議員からの通告主題2、コロナ禍の取り組みの中の質問要点エ、出産・育児支援給付金事業についてお答えいたします。 出産・育児支援給付金事業は、特別定額給付金の対象とならなかった新生児に、1人当たり10万円を支給する事業でございます。 対象者は、令和2年4月27日以前からいの町に住民登録がある妊婦のうち、令和2年4月28日から令和2年12月31日までの間に生まれた新生児を養育する方としており、その内容につきましては9月広報や町ホームページでもお知らせをしております。対象者は80人を想定しており、7月末までに出生届を提出された28名に対しては8月3日に申請書を発送し、9月4日現在、24名の方が給付金を受け取られております。8月以降に出産された方につきましては、出生届提出時に申請書をお渡ししております。 また、給付までの流れにつきましては、申請書提出後、約2週間程度でご指定の口座にお振込をさせていただいております。 私からは以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 平尾管財契約課長。      〔管財契約課長 平尾里枝美君登壇〕 ◎管財契約課長(平尾里枝美君) 16番、森本節子議員からご質問のありました通告主題3、町有地の利活用について、質問要点ア、元町倉庫跡を駐車場にについてお答えいたします。 元町仮倉庫につきましては、建物の老朽化に伴いまして、本年度解体工事を実施したところでございます。お尋ねのありました跡地の利活用でございますが、現在の跡地の状況としましては基礎を一部残した状態で、ほかの部分を平たんになるように採石によって埋めている状況でございます。仮に駐車場利用とした場合には、地盤が軟らかく、車が乗り入れるには危険性が高いと考えられるため、町といたしましては駐車場としての利活用は考えていないところでございます。 今後の町の方向性としましては、かねてから議論をしております中心市街地活性化の観点で当該跡地の利活用を考えておるところでございまして、併せてお尋ねのありました売却につきましてもぜんがく、現在のところは考えていないところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 17番、森本節子君。 ごめんなさい。16番、森本節子君。      〔16番 森本節子君登壇〕 ◆16番(森本節子君) 2回目の質問をさせていただきます。 通告主題3、町有地の利活用について、質問要点ア、元町倉庫跡地を駐車場に。 商店市街地に買物に行ったり、お祭り等があるときも利用できると思います。方向性が決まるまで元町倉庫跡地を町の駐車場にできないか、再度お伺いいたします。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 平尾管財契約課長。      〔管財契約課長 平尾里枝美君登壇〕 ◎管財契約課長(平尾里枝美君) 16番、森本節子議員からの2回目のご質問にお答えいたします。 通告主題3、町有地の利活用について、質問要点ア、元町倉庫跡を駐車場にについてお答えいたします。 1回目のご質問に対する答弁で申し上げましたとおり、現在の状況につきましては危険性が高いと考えられているところでございます。で、町といたしましては、利活用は考えていないところでございます。あのただあの、ただ、活用できる方法があるかどうかにつきましては、慎重に検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 16番、森本節子君。      〔16番 森本節子君登壇〕 ◆16番(森本節子君) 3回目の質問をさせていただきます。 通告主題3、町有地の利活用について、質問要点ア、元町倉庫跡地を駐車場に。 町長のお考えをお伺いいたします。また、早朝の危険な状況を確認していただきたいと思います。事故があってからでは遅過ぎます。元町倉庫跡地を町の駐車場にできないか、お伺いいたします。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 16番、森本議員の3回目のご質問にお答えいたします。 通告主題3、町有地の利活用について、質問要点ア、元町倉庫跡を駐車場にについてでございます。 私も、すぐ近所に住んでおります関係上、毎朝、通園、通学の状況については確認しているところでございます。たくさんの車が並んでいる状況も確認しております。まあそういった車の駐車状況につきましては、一定ルールを持って、皆さんあのルールを持って駐車されているところでございます。先ほど課長が答えましたとおり、あそこの跡地には採石をしております。そのまま使うには危険でございますし、その軟らかい地盤が軟らかいという状況でございますので、駐車場として使うにはまたかなり工事費をつぎ込んでの駐車場ということになってまいります。跡地利用として、先ほど課長が申しましたように中心市街地活性化の中でも検討をしているところでございますので、そういったところから現在のところ、駐車場として利用するにはさらに危険が高いという観点からも、現在のところは考えていないところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で16番、森本節子君の一般質問を終わります。 次に、15番、浜田孝男君の一般質問の発言を許可します。15番、浜田孝男君。      〔15番 浜田孝男君登壇〕 ◆15番(浜田孝男君) 一般質問通告書によりまして一般質問を行います。 通告主題1、洪水への対策、質問要点ア、流域治水についてお伺いをいたします。 本年7月7日の高知新聞を紹介します。 気象変動で豪雨がさらに拡大、強大なものになる。国土交通省の有識者検討会は、6月、抜本的な水害対策見直しを提言した。日本列島は水害が頻発し、被害規模が拡大。2018年は、平成最悪の水害となった西日本豪雨が発生。19年には、関東、東北を縦断した台風19号で100人超が犠牲になった。国は、従来河川を管理する国や自治体がダムや堤防を整備することで、まちに水があふれ出ないようにすることを主眼に置いてきた。しかし、国交省の担当者は、気象変動で水害リスクは増しており、河川管理者の取り組みだけでは限界があると説明する。水害に詳しい池内幸司東大教授も、治水施設の能力を超える大雨が増えると指摘。河川やダムなどの整備は進めつつ、流域ではまちづくりの工夫などで被害を最小化し、早期に復旧できるよう整えることが重要と提唱する。 国土交通省は、6日、洪水や巨大地震に備える防災・減災総合対策を公表した。堤防やダムだけに頼らず、貯水池の整備や土地利用規制、避難体制の強化など、企業や住民も参画する流域治水への転換も明記。鉄道橋の流出を防ぐ橋脚補強や地下街の浸水対策、道路の高架区間を一時避難場所にするなど、計87施策を盛り込んだ。氾濫危険水位を超えた河川数が5年間で5倍に増えるなど、水害の多発を指摘。気候変動による水害リスク増大に備えるには、国や自治体、企業、住民ら、あらゆる関係者による流域治水が必要とした。 今後、全国109の1級水系で堤防強化や水位計設置も含め地域の実情に応じた流域治水プロジェクトを策定するとしています。国土交通省の資料によりますと、流域治水プロジェクトとしまして、気候変動による水、水災害リスクの増大に備えるためには、これまで河川管理者等の取り組みだけではなく、流域に関わる関係者が主体的に治水に取り組む社会を構築する必要があります。河川、下水道管理者等による治水に加え、あらゆる関係者、国、都道府県、市町村、企業、住民等により流域全体で行う治水、流域治水へ転換するため、令和元年東日本台風で甚大な災害を受けた7つの水系での緊急治水対策プロジェクトと同様に、全国の1級水系でも流域全体で早急に実施すべき対策の全体像を流域治水プロジェクトとして示し、ハード、ソフト一体の事前防災対策を加速してまいります。総合、総力戦で挑む防災・減災プロジェクトの取りまとめ、令和2年7月6日を踏まえ、今後各1級水系において、国、都道府県、市町村等と協議会を設置し、議論を進め、令和2年度末までに流域治水プロジェクトを策定する予定です。流域治水プロジェクトの素案として、国管理河川の対策内容等を示したものを以下に掲載します、いたします。今後、この素案をベースに、各水系で議論を進めてまいります。 対策メニューのイメージとしまして、河川対策、堤防整備、河道掘削、ダム再生、遊水池整備等。流域対策、出水期と氾濫期としまして下水道等の排水施設、雨水貯留施設の整備、土地利用規制、誘導等。ソフト対策としまして、水位計、監視カメラの設置、マイ・タイムラインの作成等を打ち出しております。 この流域治水には、仁淀川ももちろん入り、仮称ですが、仁淀川流域治水プロジェクトが今後計画、議論されてくると考えられます。いの町は、今までの経験を生かし、積極的に議論に参加し、計画に意見が反映できるよう強い気持ちで取り組み、いの町から浸水被害がなくなり、安心・安全なまちづくりと併せて今後の土地利用に少しでも支障がないような取り組みが求められます。現時点での現状や今後の予定など、また取り組みに当たってのお考えをお伺いいたします。 仁淀川のイ、次に、イ、仁淀川の樹木伐採や浚渫についてお伺いいたします。 流域治水のメニューにもありますが、樹木伐採としゅんせつ、要は河道掘削、河川の中の土砂取り除きについてお伺いをいたします。 数十年に1度の記録的な豪雨が今は頻発しています。堤防やダムの整備に頼るだけでは、河川の氾濫から地域を守れないと最近ではよく聞きます。しかし、現実には堤防、排水ポンプ、樋門などの治水施設、河川改修、堤防補強やしゅんせつ、河道の樹木伐採などの適切な河川管理により日常生活は守られています。 特にいの町では、昭和50年の台風5号災害により甚大な被害を受け、またその後の豪雨災害を経て、国、県をはじめ多くの関係者のご理解、ご協力をいただき、治水事業は大きく前進をしてきました。しかし、仁淀川の樹木の伐採や土砂取り除きが遅れていると思います。昔に比べ河原が上がった、昔は草も生えてなかった、あんな大きな木や茂みはなかった、多くの方々の意見を聞きます。国交省には、最近では音竹地区前の河川の樹木伐採を行っていただき、かなりは、河川の流れも良くなったと思います。 仁淀川の樹木伐採、今までの実績と、まだまだ草木は残り、河川の断面を阻害していると思いますが、どのように取り組んでいくのかお伺いをいたします。 仁淀川のしゅんせつ、下流から行っていると聞いていますが、今後どのように進んでいくのかをお伺いいたします。 続きまして、2、仁淀川の周辺整備、質問要点ア、木漏れ日公園の整備とトイレの新設についてお伺いいたします。 毎年夏休みを中心に、波川公園周辺の仁淀川河原には多くの皆さんが訪れていただいています。今年も銀橋マルシェが開催され、多くののぼり旗をなびかせ、軽快な音楽も流しながらのおもてなしは好評、評判も上々でした。コロナ禍の影響で、県下で過ごそうとしたことが要因かもしれませんが、暑い中でも例年に比べて今年は多くの皆さんに来ていただいたと感じました。仁淀川橋下の河原を中心に、多くの人たちは川に入り、泳いだり、水辺で思い思いに涼を取っている一方、波川公園の緑地にテントやターフを張り、バーベキューを楽しんだり、ゆっくりとくつろぐグループや家族連れなどでにぎわっていました。 最近特に目についてきたのは、利用される方々の多さ。特に上流の河原、鳴谷の対岸近くまでテントを張り、遊泳されている方々が目立っていると感じます。利用される皆さんは、できれば木陰があり、新しくなるにこにこ館の近くで過ごすのが最良だと思いますが、場所にも限度がありますので、利用者が多くなると下流は河原もなく遊泳もできないので、上流へ広がってきたものと思います。 上流には木漏れ日公園があり、地元の皆さんの努力の成果が見られます。私もウオーキングで波川公園最下流部へ、から木漏れ日公園の最上流部まで時々歩きます。木漏れ日公園、波川地区は散策には適していますが、グループでくつろぐには、やはり地元の方々だけの力では限界があると思います。特に今年の人出は多く、にこにこ館がこの秋には完成しますので、来年以降ますます利用者は多くなると予想されます。また、上流の江尻地区の親水公園も日高村により整備され、加田堤防も工事が着々と進んでいますので、木漏れ日公園の整備を計画する時期に来ていると思います。木漏れ日公園は、地域の皆さんによって、自然を生かした癒やしの散策道として整備を行っていただいております。これを継承し、行政によるさらなる整備計画を行いませんか、お伺いをいたします。 また、木漏れ日公園に隣接した場所へのトイレの新設を望む声を多く聞きます。河原の利用者はもちろん、環境面で周辺の方々からの声も上がっています。当然だと思います。にこにこ館までは遠過ぎます。同僚議員も積極的に取り組むべきとトイレの必要性を訴えてきました。私も同じ考えでしたので、関心を持って聞いていました。多くの利用者が増えている状況を見れば、もう待てないと思います。担当課長は、河川管理者と検討する、協議するとのことでしたが、経過を、経過とお考えをお聞きいたします。 次に、質問要点イ、加田堤防と加田公衆用トイレについてお伺いいたします。 加田の河原は、以前、加田キャンプ場として多くのにぎわいを見せていました。現在はキャンプ場として、しては開場しておらず、しかも加田堤防の工事もあり、入り口は以前とは一変していますが、やはり知っている方々が多くいるのでしょうか。ここも多くの方々でにぎわっていました。地元の方が、以前のキャンプ場の管理する電話番号を知っているのか、やめてから10年近くたつが、いまだに時々電話がかかってくると言っていました。やはり根強いファンが、の方がおいでると思います。ここにあった公衆用トイレも、堤防工事のために以前のトイレは取り壊し、現在地での仮設トイレとしては5年を過ぎました。堤防の工事は着々と進んでいますが、トイレはいまだ何の動きも見えません。 加田堤防の進捗状況と今後の予定、現在の工事中の堤防が完成する時期には公衆トイレは完成し、利用可能となるのでしょうか、お伺いをいたします。 続きまして、主要、通告主題3、情報伝達、質問要点ア、火災に関する情報の周知拡大についてお伺いいたします。 現在、防災情報等を住民の皆さんに伝える方法として、防災行政無線、緊急通報メール、いの町メール配信サービスをそれぞれに応じて使っています。 防災無線は、屋外拡声子局や戸別受信機を介して役場から住民等に対して直接同時に防災情報や行政情報を伝えています。一度に不特定多数の住民に対して同じ内容の情報を短時間で提供できます。電力や通信インフラのダメージを受け、テレビが使えなかったり、メールの送受信が困難な場合でも情報を伝達できます。無線方式なので、遠距離や起伏に富んだ地形の住民への情報伝達が有効です。崖崩れなどで道路が寸断され、広報車や緊急車両が行けない場合でも正確な情報を届けることができます。内容は、災害時は避難勧告等の発令、解除、全国瞬時警報システムJ-ALERTによる緊急地震速報、特別警報及び国民保護情報、災害の危険性があることの注意喚起があります。平時には、地域により異なりますが、時報、行政情報、選挙公報などがあります。 一方、緊急速報メール、NTTドコモではエリアメール、KDDI、au及びソフトバンクでは緊急速報メールと呼ばれておりますが、災害などの緊急時に各携帯電話会社に配信エリア内に存在する携帯電話に対して、災害避難情報などを一斉同報配信するサービスです。特徴は、メールアドレスを用いずに配信エリア内の対応携帯電話へ配信する仕組みのため、町などへのメールアドレスの登録は不要です。自動受信されますので、複雑な操作は必要ありません。災害避難情報をふくそうの影響を受けずに受信することができます。観光や仕事等での、等で、いの町を訪れた方でも自動受信されます。通信料、月額使用料、情報料は無料です。配信情報は、気象庁が配信する情報としまして緊急地震速報、津波警報。町が配信する情報としまして、避難準備・高齢者等避難開始、避難勧告、避難指示、国民保護情報、弾道ミサイルや大規模テロなど。国交省が配信する情報としまして、仁淀川氾濫危険情報及び氾濫発生情報。 次に、いの町メール配信サービスがあります。これは、自分自身で防災、イベント、行政、防犯、教育、気象等の情報の中から受け取りたい情報種別と配信エリアを登録し、携帯電話やマスター、スマートフォンやパソコンで情報を受信するものです。配信内容は、気象情報としまして地震情報、気象情報、台風情報。防災・消防情報としまして、避難情報、提供が必要と思われる情報、イベント情報。行政情報としまして、提供が必要と思われる情報。防犯情報としまして、警察等から情報提供があった場合のみ防犯情報と消費者保護に関する情報。教育情報といたしまして、休校、休園に関する情報、各校各園からの情報。職員、消防団員参集メールとしまして、職員や消防団員への安否確認、参集確認と充実した内容が配信されております。 現在、町ではそれぞれの特徴を生かし運用を行っていますが、防災行政無線は今まで放送が聞こえないエリアがある、閉め切った部屋では聞こえにくいなどの意見があり、聞き逃したという声を聞くことがあります。緊急速報メールやいの町メール配信サービスは、携帯電話等を持っている方のみへの対応となり、防災行政無線のように直接同時に防災情報や行政情報を伝えることはできませんが、文字などで伝えることにより瞬時に知ることができなくても後で確認することができます。この両システムの特徴を生かし、より良い情報発信を行っていくような努力をしていきませんか。 例えば火災の発生は突然のことで、緊急のあのサイレンが鳴れば、どこで起こったのか多くの方が聞き耳を立て、心配をし、情報を得たいと強い関心を持ちます。今は、防災行政無線での対応です。いの町メール配信サービスでは、具体的な情報発信には至っておりません。このシステムでは、多くの住民の方々に行き届いた情報発信が行われていると思います。この火災に関する情報を現在行っている防災行政無線に加え、これと同時にさらにいの町メール配信サービスでも配信できないでしょうか。 現在、携帯電話の普及率は進んでいます。関心の高い情報が発信できれば、さらに普及率も上がり、よりよい、より安心・安全につながっていくと思いますが、お考えをお伺いしまして1回目の質問とします。 ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。2時20分に再開します。      休憩 14時5分      開議 14時20分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。執行部の答弁を求めます。池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 15番、浜田議員より通告のありました通告主題1、洪水への対策、質問要点ア、流域治水について、イ、仁淀川の樹木伐採や浚渫についてお答えいたします。 まず、質問要点アの流域治水につきましては、近年頻発している激甚な水害や気候変動による今後の降雨量の増大と水害の激甚化、頻発化に備え、出水域から氾濫域にわたる流域全体のあらゆる関係者が協働して流域全体で水害を軽減させる治水対策を計画的に推進するものでございます。具体的には、雨水貯留浸透施設の整備などの氾濫をできるだけ防ぐ、減らす対策、土地利用規制などの被害対象を減少させるための対策、水害リスク情報の提供などの被害の軽減、早期復旧復興のための対策を総合的かつ多層的に取り組むこととしております。 議員からのご質問の中にもございました流域治水プロジェクトにつきましては、流域治水協議会が8月に開催されたところであり、当町を縦断しております仁淀川流域、また本川地区を横断しております吉野川流域でも流域治水協議会が開催されました。今後も引き続き流域治水協議会が開催される予定で、流域全体で緊急的に実施すべき流域治水対策の全体像を流域治水プロジェクトとして策定、公表し、流域治水を計画的に推進していくこととなります。 当町の市街化区域はほぼ低地であり、国土交通省が公表しております仁淀川水系、仁淀川の洪水浸水想定区域図では、想定最大規模の降雨により仁淀川が破堤、越流した場合、市街化区域のほぼ全域が浸水するというシミュレーションが、シミュレーション結果が出ております。今後のまちづくりの中でも大きく左右されるプロジェクトとなりますので、流域治水協議会の中でも十分に議論を行い、安全・安心なまちづくりに結びつけたいと考えております。 次に、質問要点イの仁淀川の樹木伐採や浚渫につきましては、継続して仁淀川流域の市町村とともに要望活動を行っている状況でございますが、議員ご指摘のとおり住民の皆さんからも、河原が上がった、河原の中に樹木が大きく育ち、流れを阻害しているのではないかなどのご意見も寄せられております。河川管理者である国土交通省からは、流下能力確保のための維持管理は必須とお聞きしており、治水対策も併せて順次樹木の伐採や河床の掘削を実施していくとお聞きしております。昨年度には仁淀川と宇治川合流点付近の樹木伐採を実施していただき、今年度は下流部の樹木伐採と河床掘削を実施する予定とお聞きしておりますが、引き続きいの町といたしましても仁淀川の継続した維持管理を要望してまいります。 私からは以上でございます。その他の項目につきましては、担当課長より答弁させていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 水田土木課長。      〔土木課長 水田正孝君登壇〕 ◎土木課長(水田正孝君) 15番、浜田議員から通告のありました通告主題2、仁淀川の周辺整備、質問要点ア、木漏れ日こ、木漏れ日公園の整備とトイレの新設について、イ、加田堤防と加田公衆用トイレについてお答えいたします。 まず、質問要点ア、木漏れ日公園の整備とトイレの新設につきましては、波川地区の仁淀川右岸は国土交通省から町が占用を受け、波川地区のまちづくりの一環として散策道や樹木、銘板の設置、草刈りなどを実施していただいておるところでございます。 ご質問のありました地域の取り組みを継承し、行政によるさらなる散策道の整備計画でございますが、議員からもご説明があったとおり、毎年大変多くの方がキャンプやバーベキューなど用途で仁淀川の河原へ訪れていただいております。今年8月の各週末には、波川の河川を利用されてる方々のニーズを把握すべく、利用実態調査や駐車状況の確認をして、として、ドローンを活用して調査をいたしましたところでございます。 今後につきましては、以前から管財契約課の経過も踏まえ、利用実態を調査することで確認できた課題等を整理し、木漏れ日、木漏れ日公園やトイレも含めた公園整備に係る計画を、河川管理者である国との協議及びれん、国との協議及び連携は必須であり、また地区との合意形成も不可欠であるため、早期に調整をしてまいります。 次に、質問要点イ、加田堤防と加田公衆用トイレについての状況と今後の予定につきましてお答えさせていただきます。 現在、進捗状況といたしましては、昨年度より実施している繰越し工事で暫定形で築堤されているかりょう、下流側の工事箇所付近及び秋以降に発注する上流側の工事箇所付近の家屋事前調査を実施しているとお聞きしております。 今後といたしましては、現在の繰越し工事で下流側を完成形の築堤に、また上流側につきましては秋以降に発注する工事で今年度末の完成を目標に進めているとお伺いをしております。 加田の公衆用トイレにつきましては、管財契約課のほうからお答えさせていただきます。 私のほうからは以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 平尾管財契約課長。      〔管財契約課長 平尾里枝美君登壇〕 ◎管財契約課長(平尾里枝美君) 15番、浜田議員からご質問のありました通告主題2、仁淀川の周辺整備、質問要点イ、加田堤防と加田公衆用トイレについての管財契約課分についてお答えいたします。 加田公衆用トイレにつきましては、昨年度に建築に必要な用地取得が完了いたしましたので、今年度設計委託業務を発注し、設計を行っているところでございます。計画といたしましては来年度予算に建築に係る予算を計上させていただき、工期としましては5か月程度を見込んでいるところでございます。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 土居総務課長。      〔総務課長 土居 浩君登壇〕 ◎総務課長(土居浩君) 15番、浜田議員から通告のありました、私からは通告主題3、情報伝達、質問要点アの火災に関する情報の周知拡大についてにつきましてお答えさせていただきます。 町では、不特定多数の住民の方に対しまして短時間で行政情報や避難情報などを発信する必要性がある場合には、防災行政無線や登録制のメール配信サービスを通じ、通じて情報伝達を行っている状況でございますが、現在、防災行政無線とメール配信サービスは連動はされておらず、それぞれの機器を個別に操作の上、発信している状況でございます。 議員ご質問の火災に関する放送につきましては、消防署から防災行政無線を使用し招集サイレンなど消防団員への放送を行っているところでございますが、現状はメール配信操作を行う時間的な余裕が確保できないといった事情から、住民の方に向けたメール配信サービスがおこわ、行われていないといった実情がございます。 町といたしましては、幅広く速やかな情報提供を行うためには、防災行政無線の操作性の向上や、携帯電話の普及に伴い今後さらに拡大が見込まれますスマートフォンアプリなどですね、多様なメディアとの連携が必要であると考えておるところでございます。そのため、現在行っております防災行政無線の整備工事におきまして、放送を行う際に1つの、1操作でですね、メール配信サービスやスマートフォンアプリへの放送内容を音声や文字で配信することが可能となってきますので、火災に関する放送につきましても今後消防署と運用に向けた協議を行ってまいります。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 15番、浜田孝男君。      〔15番 浜田孝男君登壇〕 ◆15番(浜田孝男君) 2回目の質問を2点ほどさせていただきます。 まず、通告主題1の洪水への対策、イの仁淀川の樹木伐採や浚渫につきまして町長から答弁をいただきましたが、洪水時や、洪水時、木や草が茂れば濁流の流れを妨げ、さらに土地の堆積が進みます。土砂がたま、たまり、河原が上がれば、濁流の流れる仁淀川の断面積が小さくなります。堤防を上げないと、濁流はあふれるのではないかと心配されます。ましてや最近の異常気象は毎年全国で勃発し、しかも複数箇所で起こり、もう異常ではなく通常、正常となりつつある状況です。皆さんが心配しております。確かに河川は下流からと、今年も下流からということで答弁がありましたが、国交省の考えがそうみたいですが、やっぱり基本は下流から、基本と思います。ただ、構わない範囲で中・上流からも早期に進めていただきたいと思います。 仁淀川の特性で、八田堰があります。高さが約3メートターです。そこで下流部とはまた別の河川の始まりになっていると考えることはできないでしょうか。仁淀川最下流部の海岸線と川が交わるところ、河口と同じように八田堰の3メーター差を新たな河川の起点と捉え、河口と考え、中・上流部を新たな河川区域として樹木の伐採、河道掘削を進めていただけるよう要望できないでしょうか、お伺いいたします。 一例ですが、ここ数年、波川の河原を注視し、駐車場のコンクリートブロックを基準に見ておりますが、多いところでは2メーターほど、程度河原が上がったままです。今までの洪水では、河原の形は変わっていますが、元の高さには戻っていないと思います。考えをお聞きしたいと思います。 続きまして、通告主題2、仁淀川の周辺整備、アの木漏れ日公園の整備とトイレの新設についてでございます。 木漏れ日公園とトイレ、土木課長より従来の経過や状況、現状を把握した上で計画を国とかの関係機関と早期に調整を行うと、地元の調整も必要やということで答弁もいただきました。 本年3月の定例会で、にこにこ館散策に伴う仮設トイレ設置では、最も適地である仁淀川橋の真下に近いところに設置を行いました。河川敷であるので国交省の許可は無理で、にこにこ館隣接への設置を予想していましたが、ベストの位置への仮設トイレの設置だと思います。期限、期限が限定されるなら可能なのでしょうか。上流部に計画し、具体化するにしても数年は要します。本年の状況や国交省との協議結果を見れば、来年度、上流部への河川敷への仮設トイレの設置は検討すべきだと思いますが、考えをお聞きしまして2回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 15番、浜田議員より通告主題1、洪水への対策、質問要点イ、仁淀川の樹木伐採や浚渫についての2回目のご質問につきましてお答えいたします。 議員からは、下流からの施工は基本だが、新たな区分として八田堰を起点とし、樹木の伐採、河道の掘削を進めないかというご質問でございました。 議員からのご質問のとおり、特に八田堰より上流は宇治川など各支川の合流部が多数ございますので、八田堰を新たな起点としての考えで樹木の伐採、河床の掘削ができないか、これは国土交通省へ協議してまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 平尾管財契約課長。      〔管財契約課長 平尾里枝美君登壇〕 ◎管財契約課長(平尾里枝美君) 15番、浜田議員の2回目のご質問にお答えいたします。 通告主題2、仁淀川の周辺整備、質問要点ア、木漏れ日公園の整備とトイレの新設についてでございます。 来年度以降につきまして、上流部河川敷への仮設トイレ設置についてのお尋ねでございますが、毎年多くの河川利用者が訪れている状況を考えますと、河川利用が集中する期間限定の設置等を検討していく必要性はあると考えております。 本年度の仮設トイレの設置につきましては、国との協議内容及び庁内関係課で検討を行った結果に基づきまして、水が確保されている波川緑地が適地であると判断し、今年4月から設置をしているところでございます。 上流部河川敷への設置となりますと、トイレの維持管理に必要不可欠な水が確保されていない状況でございます。今後におきましては、河川管理者との協議と併せまして、具体的な対策を検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で15番浜田孝男君の一般質問を終わります。 次に、5番、藤崎憲裕君の一般質問の発言を許可します。5番、藤崎憲裕君。      〔5番 藤崎憲裕君登壇〕 ◆5番(藤崎憲裕君) 議長からの発言の許可を得ましたので、通告に従い質問をさせていただきます。 私からは、通告主題1、道の駅「633美の里」の管理について、質問要点ア、防犯体制について。 いの町内には、土佐和紙工芸村、「633美の里」、木の香という3か所の道の駅があり、それぞれの設置じょ、管理じょうけ、条例に基づいて運営されています。また、類似の施設には、水辺の駅「あいの里」仁淀川があります。 これらの施設を防犯面から見たときに、土佐和紙工芸村、木の香には宿泊施設が併設され、夜間でもスタッフがおり、何かあった場合はすぐに対応できると思われます。「あいの里」仁淀川は、夜間無人になるものの、すぐ近くに駐在所もあり、治安は保たれていると思われます。 そこで、施設が無人になり、周辺の人家なども少ない道の駅「633美の里」について質問させていただきます。 その営業時間と防犯体制、また直近の二、三年の間で何らかのトラブルが発生していた場合、その内容はどのようなものかお伺いし、1回目の質問とさせていただきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 田岡吾北総合支所次長。      〔吾北総合支所次長 田岡重雄君登壇〕 ◎吾北総合支所次長(田岡重雄君) 5番、藤崎議員の通告主題1、道の駅「633美の里」の管理について、質問要点ア、防犯体制はにお答えいたします。 道の駅「633美の里」物産館の営業時間は、午前9時から午後6時までで、防犯につきましては、建物内のことに関しまして指定管理者である有限会社むささびの里と警備会社の契約により24時間体制の対応がされております。 直近3年間のトラブルにつきましてお答えします。 2018年、平成30年8月上旬、大阪府内の警察署から逃亡した容疑者が自転車で四国などを移動し、9月末に山口県で逮捕された事件がございました。この捜査では、警察から防犯カメラの映像を道の駅「633美の里」が求められまして、設置していないという答えをした経緯がございます。2019年、去年の12月には、朝、あずまやの柱が傾いているのが見つかり、前夜に大型車両がぶつかったと思われる形跡がありましたが、車両の特定はできておりません。直近では、今年7月下旬の営業終了後、電気自動車の充電設備が故意に停止させられたり、野良猫が住み着くなどの大小のトラブルがございます。これらの報告を指定管理者から受けております。 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 5番、藤崎憲裕君。      〔5番 藤崎憲裕君登壇〕 ◆5番(藤崎憲裕君) 2回目の質問をさせていただきます。 先ほど課長さんのほうからお話がありましたように、ここ3年間の間に3件という治安的な問題が出ております。営業時間以外は「633美の里」無人になる道の駅「633美の里」には、防犯カメラなどの設備が必要ではないかと思います。 「633美の里」物産館には、吾北地区で作られた新鮮な農産物や加工品が並び、町内にかかわらず、県内外からもファンも多いと聞いております。中山間地の商店が減少する状況にあって、地域の貴重な経済生活、活動の場であり、住民の皆様の元気の源、生きがいの場となっていると思われます。仮に犯罪、盗難、器物損、破損などの事件が起こり、道の駅が機能しなくなると、地域における影響の度合いは非常に大きいと想像されます。そのようなことが起きないために、また起こったとしても早期に解決し、道の駅のにぎわいを短期間で取り戻すためにも防犯カメラなどの設備は重要な役割を持つと考えますが、お伺い、いかがでしょうか、お伺いいたします。 2回目の質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 田岡吾北総合支所次長。      〔吾北総合支所次長 田岡重雄君登壇〕 ◎吾北総合支所次長(田岡重雄君) 5番、藤崎議員の2回目のご質問にお答えいたします。 道の駅「633美の里」の管理について、ア、防犯体制はについてでございます。 まずあの、3年間に3件というご指摘をいただきましたが、あの先ほど申しましたのは主なものであり、それから小さなものも含めて、例えばということで答弁をさせていただきました。 で、あの、道の駅「633美の里」は、吾北地区の方々が野菜や加工品などを持ち寄る大切な場所であるというのは議員がおっしゃるとおりです。そして、それらの産物や、いの町、高知県の観光や道路情報などを求めて県内外からのお客様が訪れてくださる、交流と情報の拠点であります。この活気を継続させ、安全に利用できる道の駅というイメージを維持することは非常に重要なことと認識しております。ご指摘のとおり、道の駅「633美の里」は物産館の営業時間終了後は無人と、無人となりますし、人家に隣接しておりません。トラブルを未然に防ぐための施設の管理方法につきまして、防犯カメラの設置を含め、高知県や警察、関係機関と協議検討してまいりたいと存じます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 5番、藤崎憲裕君。 ◆5番(藤崎憲裕君) 質問を終わります。 ○議長(高橋幸十郎君) 以上で5番、藤崎憲裕君の一般質問を終わります。 お諮りします。本日の会議はこれで延会したいと思います。ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、本日はこれで延会することに決定しました。 明日午前10時に再開します。 本日はこれで延会します。ご苦労さまでした。      延会 14時50分...